ポッピンQ感想(ネタバレあり):なぜポッピンQは熱狂的に受け無視されたのか

  • 2017.02.10 Friday
  • 22:01

ポッピンQもとうとう最後の上映を終えてしまったので感想を残しておこうと思う。

実にブログの更新も2年ぶり近い。久々に長文を書こうと思うくらい入れ込んだ映画だったということだ。

自分としては4回も劇場に足を運んだのは初めてのことかもしれない。

 

【乗り越える物語】

主人公の5人の卒業を控えた中学生にはそれぞれ乗り越えるべき壁を持っている。

 

・伊純は上回れない過去の自分と、自分の意固地さ

・蒼は成績優秀がゆえに周りを遠ざけてしまうプライドの高さ(伊純の意固地さとはまた違う)

・小夏は好きなものを楽しめなくなったこと

・あさひは自分で選ぶで選ぶということ

・沙紀は自分の本音と向き合えない弱さ

 

これらの障壁を劇中で乗り越えていくわけだが、単純に不思議な力で乗り越えるのではなく、しっかりと自分と向き合い自ら選択し乗り越えていく。

10代真っ盛りが持つ無限大の可能性を丁寧に大きく育てていく姿には、もう可能性なんて何もないと思えるおじさんにはとてもまぶしく見える。

きっと若い子が見たならもっと違う見方ができるんじゃないのかなぁと思いつつもその劇薬とも言える瑞々しさに強烈な憧憬を抱くのである。

 

【反復で示す距離感】

映画的手法としては別に新しくも何もないが、関係性の変化を示す上で効果的な使われ方をしている。

同じようなシーンが繰り返される中にも成長や乗り越えるというキーメッセージが伝わるように配置されている。

 

例えば、

◆伊純が沙紀に手を差し伸べる

手をとることを拒否する

手をとるがすぐに振り払う

伊純の差し伸べた手を自らとりに行く

ハイタッチして両手を握り合う(お互い自ら)

 

◆ダンス(OPを除く)

みなてんでばらばら

みな揃って踊る

みな揃ってる上に個々のアレンジを入れる

 

◆テントで皆眠る

みな頭を外に足をうちに向けて眠る

みな頭を中に同位体も揃って眠る

 

このように距離が近づいていく、成長していくさまを途中でおさらいをしながら見ることができるのだ。

 

【唐突さ、それは絶対ありえない】

ポッピンQは展開が地味だとかいう批判があるが、それは当然のこと。

物語にカタルシスを与えるには神の手で舞台を動かしてしまうのが簡単だ。

デウス・エクス・マキナは見えざる神の手で物語を劇的に喜劇を悲劇にその逆にも容易にしてしまう。

これは主人公たちが自分たちで乗り越えるテーマを見るのと相反する。

神の手がはいった時点で伊純たちの積み重ねてきたことが無に帰してしまう、最悪の演出だ。

映画を通して見れば、狂言廻しとして、時には神そのものとしての振る舞いを見せるのはレノしかいない。

レノこそが狂言回しの役割を続けていくのだ、今作で狂言回しは終わらないだろう。

 

【王道を王道たらしめた】

王道なストーリー展開だという批判もあったが王道を王道たらしめるには、しっかりとした制作陣が必要である。

手に汗握る王道展開というのはなかなかやろうとしてできないもの。これをやってのけた制作陣には頭が下がる思いだ。

 

【結果的に】

過去に邦画のお約束を知っていた人には楽しかった作品であろう

それをお知らずに見れば、陳腐なカタルシスしか与えないコンテンツだったのだ。

 

 

JUGEMテーマ:アニメ映画全般

レビュー:川島小鳥「Baby Baby」

  • 2014.02.04 Tuesday
  • 19:08
 川島小鳥が一人の女の子を4年間追い続けて撮影した写真集。

決してよい装丁ではないし、紙質もざらざらで荒い。
だけど、上質紙にプリントされた写真よりもいいと思えてくる。

彼女の表情はあどけない少女っぽさもあったり、時に半目の変顔晒しちゃったりしてるけど、
ページをめくると、ドキッとするくらいオトナっぽい表情をしていたりで、本当にページをめくるたびにわくわくが止まらない。

ポートレイトというよりは一種のドキュメンタリーで、小鳥さんと女の子は友達以上恋人未満の関係なんだろうなとか邪推できて、まるで二人の世界を覗いているような錯覚に陥らせてくれる。
彼女の写真の合間に合間に挿入される、街の風景とか、猫とか、二人で共有した時間、空間がひどく甘酸っぱく生々しい。
こういう生々しさというものに僕は弱くて、柄でもないセンチメンタリズムやらポエトリーを揺さぶられてしまう。

いつも口先三寸で適当なことしか言えない適当で投げやりな僕にはたぶんこういう写真を撮ろうと思っても撮れないだろうな。
本当に悔しい。

艦これ×グッ鉄「甘味処 間宮(第2段メニュー)」に行ってきました #艦これ #間宮

  • 2013.11.13 Wednesday
  • 01:04
11月12日から艦これカフェ間宮の第二弾メニューが始まるということで早速行って参りました。

さて最初の写真は朝の7時半に待機列に並んだ際の待機位置からの画像です。
DSC_7678.JPG
平日の朝7時半、休日なら7時頃に来るとだいたいK-Booksのシャッターをちょっと過ぎたあたりに並ぶことになります。

そうすると渡される整理券は14時くらいです。(団体が多ければもっと早い案内になりますし、併設のISカフェの席を予約すればもっと早い時間に案内されるっぽいです)
並んだ時にK-Booksの裏口あたりまで来ていたらかなーり遅い時間の案内になると覚悟したほうがいいですね。
ISカフェ併設ではなく最初に並んだ時はK-Books裏の変電盤あたりで4時半の案内でしたので今ではもっと遅いはずです。
AKIBAカルチャーゾーンの建物の裏から先にでちゃったら諦めることも覚悟したほうがいいんじゃないでしょうか。
そこまで行っちゃうと入場できてもたぶんドリンクだけです。

整理券の配布は11時からなので、長時間屋外に待たされることになります。
これからの季節は防寒対策をしっかりとして列に並んでください。
冗談じゃなくて本当に体調崩しそうになります。
それと暇つぶし用に本なんかも持って行くといいかも。
スマホで暇つぶししたいのならモバブは必須ですよ。
ちなみに今日はジーンズの下にジャージ履いて行きました。
ダサいけど結構暖かくて無かったら死んでました。
あと手袋!手袋なかったら手がかじかんで仕方がなかった。
とにかく手の先足の先は暖かくしていかないといけませんねー。

整理券をもらう際には団体全員でいる必要はなく、人数を係員にいえばいいだけなので、団体でいる場合は時間を区切って交代で並ぶというのもアリです。
(僕の場合、ボッチ並びか付き合ってもらってずっと並んでましたが)
団体さんの場合、並んでない方はソフマップ本店の隣のマクドナルドで時間を潰している皆さんが多いようです。
またお手洗いですが通りの向かいのファミマでは貸してくれないのでちょっと遠くに行かないとないと思います(よくわからない)。
10時過ぎれば中央通りのセ○さんなど借りられるのでいくらか楽になります。


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艦これ×グッ鉄「甘味処 間宮」に行ってきました

  • 2013.10.27 Sunday
  • 00:43
思い立ったが吉日ということで急遽、艦これ×グッ鉄「甘味処 間宮」に行って参りました。

DSC_7035.jpg

きっかけは25日未明に起きた地震と、接近する台風27号。
地震のせいで妙に早い時間に起きてしまったことと、午前中は台風の影響で休日とはいえ好き好んで、外に出る連中はそうはいないだろうと考え、ずっと行きたかった間宮への突撃を突如思いたったのです。
しかしその考えは甘かった。そのような考えをしている連中は多かった・・・。
鑑みよ、前回の台風26号接近の際にも一糸乱れぬ整列をしていた田村ゆかりライブ待機列の連中を。
悲しいかな僕を含むオタクと呼ばれる人種は並ぶと決めたら、雨がふろうが、槍がふろうがお構いなしに並ぶんですよね。

そしてこの結果がこれ。
 
僕が並び始めたのはちょうど8時くらい、既に100人弱は並んでいたのでしょう。
風雨も強くなり、寒さも厳しくなるなか、耐え忍びました約3時間半。
途中で開店した旧ぽぽぷれのあった場所のめいどりー○んのウザアナウンスにイラっとしながら。
朝8時に並び始めたのにもかかわらず、もらった整理券に書いてあった時間は「16:30」。
ええ待ちましたよ4時間半。秋葉原を散策したり、秋葉原を散策したり、秋葉原のメイドの絶対領域を眺めたりして。

そして16:30を迎え、間宮さんがお出迎えです。
一旦入店すると、びっくりするくらい余裕たっぷりスペースたっぷりでした。
ゲームにインするまでが高難易度なところまで再現してるんだぜ、すげぇ!

JUGEMテーマ:艦隊これくしょん -艦これ- 
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9/22 艦これオンリー 艦杯1-1 松林ちろるさん編

  • 2013.09.27 Friday
  • 00:09
◆C.N.:   松林ちろる(blog , Twitter, Cure, Archive)
◆作品名:   艦隊これくしょん
◆キャラ名: 島風

DSC_5765-2.jpg

JUGEMテーマ:コスプレ
 
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