レビュー: オーディオ・テクニカ ヘッドフォン ATH-AD2000

  • 2009.04.24 Friday
  • 01:27
オーディオ・テクニカの限定版以外ではフラッグシップモデル。音の解像度は私が所持している同じオーディオ・テクニカのATH-A900に比べて間違いな く高い。音の特徴は少し低音よりだけどフラットに近いというところ。このCDってこんな音も出してたんだとか新しい発見ができたりする。ちょっとだけ音の 輪郭がぼやけていると感じることがあるが、解像度は高めで逆に音の輪郭が丸くなり聞き疲れしない音作りになってるといえるかもしれない。オーテク特有の シャリシャリの高音も抑えられて非常に落ち着いた音を鳴らしてくれる。高音よりも低音よりの音作りでウォームな音を求める人にはあまり向かず、非常にクー ルな音を鳴らす。得意なジャンルは強いて言えば、ロック、ソウルか。苦手なジャンルはあまりないと思う。オールマイティに使えるモデルなので、初めての高 級機としてお勧めできる。ただし、オーテク特有の耳の近くで鳴っているという感覚がするのは健在なのでオーテク独特の音場が苦手な人には向かない。また オールマイティといえば聞こえはいいがそれだけ得意なジャンルがない器用貧乏とも言える。他の高級機を数種類そろえてしまえば出番がなくなってしまうヘッ ドフォンかもしれない。

同価格帯のヘッドフォンに比べるとインピーダンスが低めなので、プアな環境でもそこそこ慣らしてくれるのが購入して気づいたいい点だ。HD650では十分 に音量が取れない環境でも、ATH-AD2000ならばあっさりとならしてくれる。しかし、このクラスのヘッドフォンならばちゃんとした、環境で聞きたい ところ。私もヘッドフォン・アンプをHA400からDA10のヘッドフォン・アンプ部にかえた所、音場が広がり、音のきめ細かさも段違いに良くなった。

装着間は残念ながらあまりよくない。最大の原因は、ドライバ部分に耳が触れること。長時間視聴しているとドライバ部分に触れている部分がひりひりとしてく る。また側圧も強めのため、耳たぶに感じる物理的な圧迫感が余計、大きくなっている。しかも形状記憶合金のためフレームをぐいっと力技で広げるといったこ とができなくなっている。ここらへんのつくりはフラッグシップモデルなのだからもう少し作りこみをしても良かったと思う部分。正直、装着間ではATH- A900のほうが上。ハウジング部分はメカニカルな雰囲気でかっこいいのだが、コードがへなへなで安っぽい。個人的にATH-A900やATH-SX1の ような布巻きのコードが好み。

厳しいことを書いているようだが、個人的にはお気に入りのモデルで、これをリファレンスに音楽を聴いている。お気に入りだからこそ欠点に目がいってしまう のだ。個人的にモニターライクな音が好きなせいもあるが、あまり派手ではなく落ち着いた音を鳴らすヘッドフォンはオールマイティに使える。ヘッドフォンを とっかえひっかえしても最終的にATH-AD2000で音楽を聴いていることがほとんどだ。

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